2023-01-07_103922
世の中騙される人が多いです。

その中でもオレオレ詐欺は話がうまいので、年寄りは簡単に騙されてしまいます。

どうしたら騙されないか、最も簡単で確実な方法をみつけました。

お年寄りの両親や祖父母、親族のいる方は是非この方法で防いでくださいね。

 

世の中からオレオレ詐欺が無くなりません。

高額なお金を盗られる人が後をたちません。

親族等を装って「オレだよ、オレ」などと電話で巧みに話し、借金の返済や交通事故等の示談金などがいるからと理由をつけて、現金を振り込ませたり、代理人になりすまして、現金やカードを受け取り、騙します。

 

電話の声の主が、「オレ、オレ」の場合は多少声が違っていても、頭から親族と思い込んでしまうので、話し込む程に騙されてしまうのです。 

騙されない方法は、親子、親族間で予め合言葉を決めておき、最初に相手に言わせることです。


例えば、息子と言って電話を掛けて来たら、

「合言葉を言ってね」と返します。

合言葉を答えられなければ息子ではありません。

適当に答えて間違った場合も息子ではありません。

親子、親族間で簡単な合言葉を決めておくのです。

世間でよくある「山」と言えば、「川」と返しますが、これはよくありません。

もうちょっと奇抜なものか、変わったものがいいでしょう。

 

例えば認知症のふりをして、息子を語る人に

「最近認知症が酷くなったみたいで、今朝私は何を食べたんだろうか」と聞き返すのです。

そこで予め決めた合言葉を言えば、本当の息子です。

合言葉は「焼肉」でもよいし、「刺身」でもよいでしょう。

朝から「焼肉」や「刺身」を食べる人はいないと思います。

合言葉は何でもよいのです。

好きな食べ物を2つ決めれば、当たる確率は難しくなります。

「焼肉」と「刺身」を食べたと電話の相手が言えなければ嘘だと直ぐに解ります。

嘘だと解かれば、長々話さずに電話を切ってください。

後は警察に連絡してください。

 

親族を名乗る場合は比較的簡単に撃退できます。

問題は、警察官、市役所職員、銀行員などを名乗って、巧みに問題を持ちかけて、話しに引きずり込む場合です。

この場合は、「ちょっと今料理中で手が離せないので、こちらから電話を掛け直します」と言って、一旦電話を切ります。

相手の電話番号と名前を聞き出す方法です。

どんなに緊急でも、電話を切れない事態ではないからです。


聞き出した電話番号が本当かどうかを自分で確認するのではなく、

息子や親族の人に、警察、市役所、銀行に電話をしてもらって確かめるのです。

直接聞き出した電話に掛けてはいけません。

相手は、嘘の警察官、嘘の市役所職員、嘘の銀行員を演じているので、

見破ることが出来ません。


これで相手の電話番号が解ったので、後は息子や親族から警察に連絡してください。

詐欺師は、これはまずいと思えば電話を切ると思います。

ただ、23度と催促するように掛けて来る場合があるかもしれませんが、こちらから合言葉の答えは絶対教えてはいけません。

 

こんな簡単な方法があったので、息子や娘さんは両親や祖父母、親族に教えて上げてください。

詐欺師がこの方法を知っても、合言葉を変えれば解りません。

但し、「焼肉」「刺身」の言葉は、ここで発表したので使わない方がよいでしょう。